自動操作記録が頻繁にエラーになる場合、WinActorに同梱されているWebDriverのバージョンが実際のブラウザのバージョンと合わなくなっているケースがあります。
原因を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
Chrome操作-クリック『ライブラリ実行(spv_Web)に失敗しました。』
では早速、WinActor v6のChrome自動操作記録を試してみる。
1.まずはマニュアルに従って拡張機能のインストール。
メイン画面からポチポチして・・・レジストリ登録。
からの、Chrome起動して・・・拡張機能のインストール。
導入はマニュアルついてて操作も簡単ですね。非常に優しい。
2.では、早速チャレンジ・・・ん?記録されない。
いつもの『チュートリアル.html』でウィンドウ選択して『記録』押してポチポチ操作。
・・・あれれ、記録されない。
レジストリ登録あったからかな?っと思って端末を再起動してみる。
・・・・・・やはり、記録されない。
このサイトの管理者へ連絡フォームを開いて記録してみる。
記録された!
なるほど!!
従来のブラウザ操作のライブラリと一緒で、まず『ブラウザ起動』ライブラリで
ブラウザ名が設定されて、それを引き継ぐ感じで以降の操作が記録されるのね。
ターゲット選択してから自動記録はするけど、再現するときには必ず新しいウィンドウが立ち上がるということか。
3.Web上のサイトじゃないと自動記録は使えない?
で結局、『チュートリアル.html』さんはローカルファイルだから『ページ表示』ライブラリの参照先URLまわりでセキュリティでひっかかって自動生成がされなかったということかな?
ブラウザからローカルリソースへの参照っていろいろ制限されるもんねぇ。
んー・・・、IEの方は『チュートリアル.html』で動くし、ちゃんとドキュメント読んでチュートリアルからやる真面目な人は必ず同じところでハマるだろうなぁ。
4.実行はローカルのHTMLファイルでもできた。
Web上のサイトで自動記録したシナリオの「Chromeページ表示_URL」の変数値をローカルのHTMLファイルに差し替えればとりあえずローカルのHTMLでも操作はできた。
5.なんか、メッセージ出てるぞ・・・?
拡張機能入れてるからWinActorが存在を主張してる。
画面の読み込み遅くてブラウザくるくるしてる時とか、気付かずに誰かが端末操作しちゃうこともあるし、これは優しさだねぇ。